pmconf2019 一日目メモ
- 参加セッション一覧
- ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS
- 海外の現場を訪問してわかったコード中心ビジネスの時代におけるプロダクトオーナーシップ
- ピクシブのプロダクトマネージャー、自己組織化されたチーム、チームを支える組織
- “失敗事例で学ぶ” 失敗しないプロダクトマネジメント- PMの必須スキルと、自走する組織のつくりかた -
- プロダクトマネージャになるには
- 企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略
- Keynote Session
pmconf2019に参加してきた。
参加セッション一覧
- ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS --- Marty Cagan
- Special Session --- Kaarel Kuddu
- 海外の現場を訪問してわかったコード中心ビジネスの時代におけるプロダクトオーナーシップ --- 川口 恭伸
- ピクシブのプロダクトマネージャー、自己組織化されたチーム、チームを支える組織 --- 佐藤 里佳
- “失敗事例で学ぶ” 失敗しないプロダクトマネジメント- PMの必須スキルと、自走する組織のつくりかた - --- 岡田 康豊
- テクニカルアドバイザー 及川卓也 × エン・ジャパン 公開トーク- PMの必須スキルと、自走する組織の裏側 - --- 岡田 康豊
- プロダクトマネージャになるには --- 小泉 剛
- 企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略 --- 杉浦 正明, 丸山 貴宏, 土屋 尚史
- 異動、転社・転職などを活用したプロダクトマネージャーのキャリア戦略 --- 杉浦 正明, 丸山 貴宏, 土屋 尚史
- Keynote Session --- Harry D. Moseley
ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS
まとめ
- リーダーとチームの信頼(本日の頻出単語)が足りていない。
- 機能を作るだけではなく、顧客に与える価値にフォーカスしましょう。
個人的に一番面白かった。 ⬇︎書いた人。
INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント
- 作者: マーティ・ケーガン,佐藤真治,関満徳,.,神月謙一
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2019/11/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
途中Leanスタートアップのような話が出てきた。
- 我々が解決しようとしている問題に消費者は気づいているか?
- 解決策があれば消費者それを買うか?
- 我々から買ってくれるか?
- その問題の解決策を我々を用意できるか?
一番伝えたかったスライド
FeatureチームとProductチーム
Feature Team(ITチームとも呼ばれる)
- "Only care about delivery. Don't care about the results"らしい。
- 想いの矛先が顧客に向いていない。
- × value △ usability ◯ roadmap to develop だけを考えている。
True Product Team
・顧客に与える価値を第一に考えている。
・こっちを目指しましょう。
多くのリーダーたちはプロダクト開発の本を読んでいるのになぜ実践しないのか?
Ans. チームを信頼していないから。
トップダウンで指示していてチームへの信頼が足りていない。
そのような組織はスケールしないし、機能しない。
↓ (補足)"Best book" としてオススメしていた。
Start-up Nation: The Story of Israel's Economic Miracle (English Edition)
- 作者: Dan Senor,Saul Singer
- 出版社/メーカー: Twelve
- 発売日: 2011/09/07
- メディア: Kindle版
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Product Manager と Project Manager の違い
Ans.
PdM:Cares about the product and customer. Needs true product team.
PjM: Cares only about the feature. Needs only feature team.
ほとんどのPdMはPdMの仕事をしていないらしい。
プロダクト開発をきちんとするためにもPdMはPdMの仕事をきちんとしましょう。
どこもプロダクト開発上手だけど中身は全然違いますよ。
共通なことととして、上記の企業のCEOは同じ人がコーチしている。
↓ の人
Trillion Dollar Coach: The Leadership Playbook of Silicon Valley's Bill Campbell (English Edition)
- 作者: Eric Schmidt,Jonathan Rosenberg,Alan Eagle
- 出版社/メーカー: HarperBusiness
- 発売日: 2019/04/16
- メディア: Kindle版
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Leadership VS Management
The Role of Leadership
- Product Vidion
- Product Strategy
- Product Principles
- Product Priorities
- Product Evangelism
The Role of Management
- Staffing
- Coaching
- Objective
PdMは人のマネジメントをすべきでない。そんな暇はないはず。
それはマネージャに任せよう。
何度も言うがPdMはPdMの仕事をしろ。
名言っぽいこと言ってた
"Great products don't come from people. They come from teams"
その他重要な発言↓
↓ 最も大事
話し方のせいだろうか、びっくりするほど内容がほとんど頭に残っていない。
他のブログを参考にするように。
海外の現場を訪問してわかったコード中心ビジネスの時代におけるプロダクトオーナーシップ
まとめ
- スクラムは海外が先行していて、直の声を聞きたいと言うことで川口さんが直説聞きに言った話
- ここ3-4年で業務系(病院とか)が開発者を抱え始めた。
- あとは、よくあるアジャイルとウォーターフォールの比較(ディス?w)
うまくいくと分かっているのに経営陣はどうしてプロダクトチームを信頼しないのか
ここでも信頼 のお話。
Ans. はげちゃぴん問題
この発表面白いらしい。直で聞いてみたかった。
↓ 誰かに説明したり教育するときによく見かける本
プロダクトディスカバリー
アジャイル界隈で要件定義の代わりに最近よく聞く言葉。
プロダクト開発で以下のことが重要
- 価値がある
- 使いやすい
- 実現可能
それぞれよく
- 事業部門
- デザイン部門
- 開発部門
で分岐してプロダクト作りされるが、びっくりするくらい部門間で情報落ちする。
→だから全ての要素を全部まとめて対応するプロダクトオーナーシップチームを作成するのが良い。
↓ に詳細書かれている
AgileとWFの違い
「WFは別に悪くはないんですけど。」と毎回断りを入れながらも終始ディスが入るのが面白い。
リソースのお話
多くの事業の責任者は
要件定義→開発→保守
という流れで、開発が一番リソースを使い、保守になるとそこまで使わないと考えている。(WF)
問題点:保守段階でようやくサービスを使い始めたユーザーがフィードバックを本気でしてくるが、そのときにはリソースはあまり使わない前提になっている。
だからこそ、ず〜っと作ると言う考えが必要(Agile)。ユーザーが本気になったタイミングでも対応ができる。
ピクシブのプロダクトマネージャー、自己組織化されたチーム、チームを支える組織
まとめ
PdMとチームで信頼関係がなければいけない。
以上。
“失敗事例で学ぶ” 失敗しないプロダクトマネジメント- PMの必須スキルと、自走する組織のつくりかた -
↓ のブログをメインに説明した。
PdMで必要なスキルや、どのように評価するかを明文化できたことが素晴らしい。
- PdMと言う職業の定義が不明瞭であり、離職者が多かったため以下を整えた。
①PMの役割を明確
②PMが持つべきスキルの明確化
③どこでも通用する人材の育成
- PdMはSQLかけるのは当たり前らしい。
- PdMは作る能力と拡める能力両方が必要。
PdMはスーパーヒーローでなければならないのか
Ans. No。って言うか不可能。
でも、プロダクトの成長と成功を推進できる人材でなければならない。
PMHEX
- プロダクトトライアングルだとわかりにくいからPMHEX作った。
- 上から一方的に導入は難しい。
- 現場と一緒に1ヶ月くらいかけて作り上げた。
- 興味を持たせて自分で作ったと言う考えに巻き込むのが導入成功の鍵。
- 人事評価にはまだ繋げていない。→1on1の際のコミュニケーションのツールとして利用。
WebDirectorとPdMの違い
Ans.
WebDは作ったら終わりと感じている人が多いが、PdMは拡める方にも責任を持つ。
責任とは??
×自分でやる。
◯あらゆる助けを得て、誰よりも成功を願って行動を取ること。
プロダクトマネージャになるには
15分だけであまり記憶にはない。
PdMを目指すエンジニアがあるといいスキル
- デバック力
- エラーログをみて原因が頭にすぐ浮かぶくらい
- プロダクトに対して責任を持つ
- ドメイン知識は入って3ヶ月でつければいい
- プログラムを書くことを本気で頑張る
最後を強調していたのが印象的だった。
きちんとした技術力がバックグラウンドにあるのは強みになる。
企業が求めるプロダクトマネージャーとその人材戦略
エンジニア→PdMに興味ある自分にとっては面白かった。
三社の対談方式。会社によって回答がまちまち。
- ニューズピックスCTO杉浦さん
- グッドパッチCEO土屋さん
- クライス&カンパニー代表取締役丸山さん
求めるPdM像
杉
- miniCEO
- プロダクトへの愛
- スーパーマン出なくても何か一つ強みを持つ
- 信頼貯金はPdM個人で作り上げるものだけど、そのお膳立ては企業として必要。
土
- PdMがCL側にいるからその右腕になれる
- Whatを提示できなければならない
- 会社の文化をどれだけ理解しているか
- 創業者との意思疎通
- 価値観近くないとだめ
- 失敗事例:外部からPjMをとってきた。チーム回らない
- 信頼貯金>権限。いきなり権限渡すは失敗する
- どのようにPdMを育てるか→プロダクトの目的は抽象的で捉えづらいから、スクラムの振り返りなどで一緒に考えることで視座、視野の共有をする
丸
- 圧倒的に人足りてない
- 採用したい企業の傾向:人事が理解していないことが多い
- PdMの育て方→最初は週一で1on1
PdMとCEOの違い?
杉
PdM:ユーザーの満足度にフォーカス
CEO:ビジネスモデルをどう構築するか考える。ユーザー満足度が高い状態をいかにしてビジネスとして成り立たせるか。
どのスキルのPdMが不足?
突破力がキーワードとして出てくる(海外ではGTDとも表す)
=なんとかする力
誰が突破力持ってる?
丸
新規事業とか経験してると良いかもね。
杉・土
自分で何かプロダクトを作った経験を持つのが手っ取り早い。
丸
突破力ある人材探すの大変だから面接で「あなたの突破力を用いて解決した問題は何か?」って聞いてその回答に納得が行くかどうかで良いのでは。
PdMの報酬
土
報酬下げずに平からスタートがやりやすいはず。
杉
一つの事業で1000万〜、全事業統括で2000万〜とか。
丸
自分が採用された時にいくらの価値を生み出せるかを考えなければならない
土
これから5年で2倍になるよ
Keynote Session
zoomの宣伝がほとんど。いっぱい似たようなサービスはあったけどまともに動くものはなかった。
だから宣伝文句も"~~~ And It Works!!!!"みたいな感じ。
"Think clients as partners. Not clients."
"Partners is successful = We ourselves are successful."
などなど顧客のことは本当に大事に考えましょうという趣旨。
ここでも信頼は本当に大事ですよという話もあり。